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野村アセットマネジメント、INGグループの台湾拠点買収へ【図】


ニュース 金融 作成日:2014年1月13日_記事番号:T00048057

野村アセットマネジメント、INGグループの台湾拠点買収へ【図】

 野村ホールディングス傘下の資産運用会社、野村アセットマネジメントは10日、オランダの金融大手INGグループの台湾拠点、安泰証券投資信託(安泰投信、ING SITE)を買収することに合意したと発表した。観測によると買収額は25億〜30億台湾元(約83億〜103億円)とされ、第2四半期に手続きが完了する見通しで、これにより台湾で初めての日系投資信託会社が誕生する。なお、買収の完了に当たっては台湾の関係当局による承認が必要となる。11日付蘋果日報が報じた。

 

 野村アセットマネジメントは、安泰投信の前総経理、アシュイン・メタ氏を中心とする投資家グループと共同で買収は進めるとしているが、出資比率や買収額については明らかにしていない。

 中華民国証券投資信託顧問商業同業公会(投信投顧公会)の統計(昨年11月時点)によると、安泰投信の資産運用規模は域内ファンドが約603億元、オフショアファンドが約1,152億元となっている。

 蘋果日報は今回の買収について、主に台湾の資産管理および年金基金市場をターゲットとしたものと分析。両市場の資産規模は現在約5兆元に達している。