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生保の13年新規保険料収入、国泰下し富邦が首位【図】


ニュース 金融 作成日:2014年1月13日_記事番号:T00048061

生保の13年新規保険料収入、国泰下し富邦が首位【図】

 大手金融持ち株会社、富邦金融控股傘下の生命保険会社、富邦人寿保険の2013年新規契約の保険料収入が2,128億2,000万台湾元(約7,400億円)となり、半世紀近く首位に君臨していた国泰人寿保険(キャセイライフ)の2,004億2,000万元を抜いて業界首位の座を奪った。12日付経済日報が報じた。

 昨年11月末に金融監督管理委員会(金管会)が、投資や預金目的に近い変動金利型年金保険の払込期間を従来の3年から6年または10年に延長するよう指導したことを受け、もともと人気の高かった一括払込型保険の駆け込み需要増加が影響した。一括払込型保険の保険料を割り引いて計算する新規契約等価保険料収入(FYPE)では、国泰人寿が734億6,000万元で業界首位だった。金管会が今後も一括払込型保険に対する方針を変更しなければ、今年は国泰人寿が首位に返り咲くと業界関係者は分析している。

 なお、3位以下は▽南山人寿保険、1,463億元▽中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)、1,143億9,000万元▽新光人寿保険、590億元──だった。