ニュース 電子 作成日:2014年1月14日_記事番号:T00048101
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)などは海外の大手から微小電子機械システム(MEMS)の封止・検査を受注し、今年の出荷量が前年比3~5割増える見通しだ。MEMSはウエアラブルデバイス(装着型端末)やモノのインターネット(IoT)分野で広く採用されている。14日付工商時報が報じた。
KYECは昨年MEMS市場に参入し、今年は加速度センサー、ジャイロスコープ、MEMSマイクロホン、CMOSイメージセンサーなどの生産能力を設けた。テキサス・インスツルメンツ(TI)、ボッシュなどの受託を拡大した他、日本のIDM(垂直統合型の半導体メーカー)から大口受注を獲得した。今年のMEMS売上高は同社の15%を占める見通しだ。
泰林科技は、磁力計、電子コンパス、指紋認識センサー、加速度センサーなどに注力。電子コンパス最大手、旭化成エレクトロニクス(AKM)から委託されている他、アップル陣営以外では指紋認識センサー最大手のバリディティセンサーズから大口受注を得た。MEMSが今年の売上高の15~20%を占める見通しだ。
菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)は、ジャイロスコープ大手のインベンセンス、MEMSマイク大手のボッシュにとって最大の委託先で、今年は加速度センサーや圧力センサーを受注し、MEMS売上高が15~20%になる見通しだ。
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