ニュース 金融 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048114
金融監督管理委員会(金管会)が発表した台湾の銀行各行による昨年11月末時点での税引き前利益は2,430億台湾元に達しており、通年の純利益は2,500億元(約8,670億円)に上る見通しで、4年連続で過去最高益を更新することになる。15日付経済日報が報じた。
金管会銀行局の邱淑貞副局長によると、銀行の収益性を映す株主資本利益率(ROE)と総資産利益率(ROA)は2012年にそれぞれ10.41%、0.68%と過去最高になったが、昨年はさらに上昇して2年連続で過去最高を塗り替える見通しだ。
なお、金管会は各銀行が利益を確保できているときこそ貸倒引当金の積み増しが必要との立場から、今年末までに第1類与信資産(正常債権)に対し1%の貸倒引当金計上を徹底させる構えだ。ただし、同会の統計によると大部分の銀行では昨年末時点で1%に達しており、必要な積み増し額も計100億元に満たない。
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