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英国紅茶のローズハウス、文化創意園区に出店加速


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048116

英国紅茶のローズハウス、文化創意園区に出店加速

 英国式喫茶店チェーン最大手、古典玫瑰園(ローズハウス・ティー&アート)の黄騰輝董事長は、今後5年で文化創意園区に10店出店すると述べた。墾丁、淡水、九份、埔里、台中などが候補地で、「台湾の美」シリーズを広げる。15日付工商時報が報じた。

 ローズハウスは4年前の国立台湾美術館(台中市)に続き、昨年末に高雄市の打狗英国領事館文化園区に出店した。アフタヌーンティー、テイクアウト、関連商品の販売など6店に平日4,000人、休日8,000人が訪れる。うち6~7割が中国人観光客だ。年間売上高は1億台湾元(約3億5,000万円)となり、文化創意グッズが5割を占める見通しだ。

 同社は今年、設立25周年を迎えた。台中が発祥地で、今や台湾に直営店30店、加盟店6店、中国福建省の福州に3店、バンクーバーとニューヨークに各1店を展開し、ロンドンと東京には支社がある。2013年の売上高は5億元。今年は台北市信義区の松山文創園区、高雄、新竹、台中などに直営店6店を出店し、売上高は前年比2割増の6億元を目指す。3年以内に台湾の直営店を50店まで拡大する計画だ。