ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

燦坤のネットショップ、リニューアルで口コミ情報充実


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048117

燦坤のネットショップ、リニューアルで口コミ情報充実

 家電量販店や飲食事業を展開する燦坤実業傘下の3C(コンピュータ、通信、家電)製品インター専門インターネット・ショッピングサイト、「快8網路商城」は1月1日にリニューアルを行い、3C製品の情報サイト「愛逛街(iGuang)」および「癮科技(Cool3C)」と提携し、消費者による商品に対する口コミなどの評価情報を充実させた。なお同サイトでは、リニューアル後のキャンペーン期間4日間で昨年通年の約16%に当たる約2億台湾元(約7億円)の売上高を記録した。15日付工商時報などが報じた。

 燦坤と愛逛街の提携では、快8網路商城で販売されている各商品に消費者が評価や使用上の注意などコメントを書き込める機能を設置。一方、癮科技は家電系ブログから商品情報、評価などに関する約1万5,000本の記事を導入した。記事数は年内に10万本に増える見込みだ。

 なお家電量販店、燦坤3Cを展開する燦坤実業がネットショッピングの脅威を受けて2011年に設置した快8網路商城の2013年売上高は12億8,000万元で、同社全体の約5%を占めた。今年は売上高倍増を見込んでおり、売上高構成比も10%に拡大するとみている。

飲食事業でうどんブランド導入

 このほか燦坤実業は、飲食事業で今年4月、第5のブランドとなる日本式うどん店を導入する計画だ。

 昨年下半期に飲食事業に参入した燦坤実業は、既に▽とんかつレストラン「富士印」▽コーヒー店「金鉱咖啡」▽洋菓子店「日法坊(ラ・ボンボニエール)」▽ギョーザ店「五花馬水餃館」──の4ブランドを展開しており、今後10年で20ブランドを追加する計画だ。また燦坤3Cに飲食店を併設する複合型店舗を、今年は30店舗以上に拡大する方針だ。