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中華映管から回収の用地、友達と旭能が争奪戦


ニュース 電子 作成日:2008年1月7日_記事番号:T00004812

中華映管から回収の用地、友達と旭能が争奪戦


 中部科学工業園区管理局(中科管理局)が中華映管(CPT)による液晶パネル工場の建設が遅れていることを理由に、后里園区七星農場で同社に割り当てていた用地(面積21ヘクタール)を回収し、他社に割り当てる方針を固めたことを受け、友達光電(AUO)と旭能光電が争奪戦を繰り広げている。5日付工商時報が伝えた。

 中科管理局によると、友達光電は同園区で近く着工する第8世代液晶パネル工場への投資額を当初計画の2,540億台湾元(約8,520億円)から3,000億元近くまで積み増し、同管理局が中華映管から回収した用地の取得を打診している。取得が実現すれば、同工場の用地は当初計画の47.57ヘクタールから68.57ヘクタールに拡大する。同社は30日に業績説明会を開き、后里園区での工場建設計画の最新状況を明らかにする予定だ。

 一方、太陽電池メーカーの旭能光電も17日に14ヘクタールの工場用地取得に向け、同管理局に説明を行う予定だ。同管理局は両社に取得希望面積の縮小を求めるなど調整を行った上で、割り当て先を決定する方針だ。