ニュース 石油・化学 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048123
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)の李志村董事長は14日、米国テキサス工場にシェールガスを原料としたエチレンプラント(年産120万トン)を増設する計画を明らかにした。上半期の着工、2017年第1四半期の稼働を見込む。投資額は20億米ドル。15日付工商時報などが報じた。
李董事長は、今年の石化業界は昨年より良くなると見通しを示した(14日=中央社)
李董事長は、シェールガス由来のエタンを原料とすれば、ナフサを原料にするエチレンよりコストが3分の1程度になると説明。テキサス州を選んだ理由として、免税などの優遇政策やシェールガスが豊富なことを挙げた。また、ルイジアナ州のボビー・ジンダル知事からも誘致を受けており、検討中であることを明かした。
米国での昨年の利益は13億5,000万米ドルと過去最高を更新した。今後も米国に追加投資し、シェールガスを原料としてアジア地域での販売を狙う。
同社は中国(寧波・漳州)に12億5,000万米ドル、ベトナムに100億米ドルを投じる計画で、今年の投資額は132億5,000万米ドルと過去5年で最高となる。
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