ニュース 電子 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048125
15日付工商時報によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は、昨年2月に同社を離職した袁帝文・元営運策略主管が機密情報を不正に取得し、これを基に同社職員の引き抜きを図っているなどとして営業秘密法違反で刑事告訴する方針を固めたもようだ。
観測によると、袁氏はメディアテック在籍中、携帯電話チップ事業部総経理を務めた後、董事長直属の営運策略主管に昇格。同社内部監視システムの責任者の1人だったとされる。
同氏はメディアテックを離職後、在籍中の経験を基に、同社の重要プロジェクトに関わる職員を対象にヘッドハンティング業者を通じた引き抜き行為を行っていたという。
袁氏はまた、離職前に携帯電話チップのリファレンス設計など機密文書をコピーして持ち出した形跡もあるとされる。
メディアテックは既に証拠の収集を終えた。春節(旧正月、今年は1月31日)明けに職員が引き抜きの勧誘を受け、機密情報が他社に漏えいしないよう、近く告訴するとみられる。
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