ニュース 電子 作成日:2014年1月15日_記事番号:T00048129
中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の王志剛董事長は14日、中国のテレビメーカー大手8社による今年の台湾の液晶パネル調達について、昨年の3,000万枚、45億米ドル水準を維持するのは困難と述べた。従来はほぼ増加が続いたが、中国で第8.5世代液晶パネル工場の稼働が相次いでいるためだ。群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)に打撃となりそうだ。15日付工商時報などが報じた。
王董事長(中)は「パネル調達の女王」と呼ばれる白為民・中国電子視像行業協会(CVIA)副会長に昨年11月、パネル調達縮小の可能性を伝えられたと明かした(14日=中央社)
中国では、深圳市華星光電技術(CSOT、月産能力ガラス基板投入枚数12万枚)や京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)の北京工場(同12万5,000枚)に続き、サムスン電子の蘇州工場(同1万枚)が昨年第4四半期に稼働した。今年上半期はBOE合肥工場、LGディスプレイ(LGD)広州工場が量産に入る。
TAITRA幹部は、中国による台湾パネル調達は携帯電話、タブレット型パソコン用などもあり、テレビ8社だけが顧客ではないと強調した。
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