ニュース 社会 作成日:2014年1月16日_記事番号:T00048134
行政院労工委員会(労委会)がこのほど、台湾の国家資格である技能検定の受験資格を中国人留学生にも拡大していたことが分かった。馬英九総統は2008年の総統選で、中国人留学生に資格免許の受験資格を与えないと表明しており、公約違反ではないかとする批判の声が上がっている。16日付自由時報が伝えた。
これに対し労委会は、「資格証は免許ではなく、技能検定は能力テストだ。技術士証を取得したからといって就業免許を与えたわけではない」とし、技能検定資格と就業には関連性がないと説明した。
労委会によると、これまでに中国人留学生4人が技能検定を受験したが、合格者は出ていないという。
ある製造業者は「中国人留学生の就労が開放されるのも時間の問題で、台湾人の雇用機会が奪われる」と批判した。
政府は現在、中国人留学生に対し、「3つの制限、6つのノー(三限六不)」を原則とし、資格免許の受験を認めていない他、受け入れ学生数の総量規制などを行っている。
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