ニュース 医薬 作成日:2014年1月16日_記事番号:T00048147
日立製作所と麗宝グループは13日、共同で医療設備市場への参入に関する提携同意書に署名した。粒子線治療、陽子線治療、遺伝子検査など向け設備をターゲットとする計画で、将来的な合弁会社設立も視野に入れる。16日付工商時報が報じた。
麗宝グループ傘下で遺伝子検査事業などを手掛ける麗宝生命医学の張恩桂・分子医学総監は、「日立の医療設備を導入し、麗宝が顧客に合わせたサービスを提供する」とした上で、「台湾、中国、香港、マカオ市場に共同で参入する」と表明した。
粒子線、陽子線治療設備は先進国において導入が進んでおり、台湾でも鴻海精密工業の郭台銘董事長が台湾大学に150億台湾元(約520億円)を寄付し、陽子線治療センターを設立すると表明しているほか、医療設備代理業者、承業生医投資控股(CHCヘルスケア)がベルギーの陽子線治療設備メーカー、IBAの製品を取り扱っている。
なお麗宝グループは建設業やホテルのチェーン展開を手掛けるほか、10年前からバイオ医学分野に参入している。
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