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輸入タイヤブランド、低価格市場開拓に注力


ニュース その他製造 作成日:2014年1月16日_記事番号:T00048149

輸入タイヤブランド、低価格市場開拓に注力

 台湾では今年から車検の検査項目に「タイヤ溝の深さ」が新たに加わったことから、業界では交換需要が喚起され、タイヤ販売量が3割伸びると予測されている。こうした中、ミシュラン、ブリヂストン、コンチネンタルの輸入タイヤ3大ブランドは低価格の低燃費タイヤを相次いで発売し、商機獲得に乗り出している。16日付工商時報が報じた。

 これまで台湾の自動車オーナーは、タイヤ交換の際、コスト面から台湾ブランドを選択することが多かった。しかし、主に高級車市場をターゲットとする輸入タイヤブランドは近年、市場が飽和状態を迎えていることから中・低価格製品を導入し、新たな市場の開拓を図っている。

 特にミシュランは、多くの自動車ブランドと提携し、各ブランドのメンテナンス工場で消費者がタイヤを交換する際の選択肢に同社製品を含めている。また春節(旧正月、今年は1月31日)前に販売店と協力し、タイヤの無料点検サービスと割引販売を組み合わせたキャンペーンを実施。商機獲得に積極姿勢を見せている。