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李前総統、「外省人も本省人も皆台湾人」


ニュース 政治 作成日:2008年1月8日_記事番号:T00004815

李前総統、「外省人も本省人も皆台湾人」


 李登輝前総統は、今週末に投票が行われる立法委員選挙に向けた台湾団結聯盟(台聯)のテレビコマーシャルの中で、「台湾は既に一つの民主社会であり、外省人、本省人の区別は不要で、すべて台湾人だ」と語り、族群(エスニックグループ)の対立をあおる民進党、国民党の2大政党を批判し、政治の監視役としての同党の役割の重要性を訴えた。

 「李登輝的真情告白」と題した約1分半の広告の中で李前総統は、教会のいすに腰を下ろして語りかける。数年来2大政党は泥仕合を続け、一般市民の生活に目を向けていないとを批判し、現在の台湾には未来に希望がないと嘆く。そして、台聯こそ従来型産業や学生など弱者の声や文化産業を重視する政党だと訴えている。

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CMの発表会に自ら参加した李前総統。台聯、新党、紅党など、小規模政党は全て「民進党と国民党の監視」を訴えている。主張の独自性が薄れている印象は否めない(7日=中央社)