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13年4Kテレビパネル出荷、イノラックスがシェア64%【図】


ニュース 電子 作成日:2014年1月16日_記事番号:T00048155

13年4Kテレビパネル出荷、イノラックスがシェア64%【図】

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、2013年の超高解像度4K2Kテレビパネル出荷枚数は310万枚(市場浸透率1.3%)で、うち64%を群創光電(イノラックス)が占めた。3位の友達光電(AUO)は12%で、台湾大手2社で市場の76%を握った。16日付工商時報が報じた。

 ウィッツビューによると、4Kテレビ元年に当たる昨年、韓国勢がまず55インチ以上に的を絞ったのに対し、台湾勢も50、55、58、65インチを開発。イノラックスは39、40、42インチなど中型パネルも量産した。同社は価格戦略が奏功し中国テレビブランドからも受注、中国政府の省エネ家電購入補助政策終了後も出荷成長が続いた。AUOは、ソニー、東芝に加え、下半期から中国ブランドにも供給した。

 市場シェア14%で2位の深圳市華星光電技術(CSOT)は、55インチパネルを親会社のTCL集団だけでなく、他の中国ブランドにも供給した。4位は韓国のLGディスプレイ(LGD)とサムスン電子で、市場シェアは各5%だった。

 欧米のクリスマス商機、中国の春節(旧正月)用在庫積み増しで、昨年第4四半期の全体の出荷枚数は134万枚と、前期比14%増加した。