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パワーチップ13年黒字化、事業転換に成功【図】


ニュース 電子 作成日:2014年1月16日_記事番号:T00048156

パワーチップ13年黒字化、事業転換に成功【図】

 力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の2013年純利益は110億台湾元(約380億円)以上とみられ、前年の純損失201億3,000万元から黒字に転換した。昨年の本業の連結売上高は前年比41%増の311億元、営業利益は107億元。汎用DRAMからメモリー受託生産への転換が実を結んだ。16日付経済日報が報じた。

 同社は昨年、DRAMとNAND型フラッシュメモリーをいずれも生産でき、他社より低コストという強みから、液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICや電源管理ICなどで顧客の支持を得て、P1、P2工場がフル稼働となった。同社のP3工場はメモリーモジュール最大手の米キングストン・テクノロジーが買い上げ、パワーチップに生産を委託している。

 黄崇仁董事(前董事長)は、3年前に事業転換を決めたものの、12年はうまく移行できずに財政難に陥ったが、昨年は銀行の変わらぬ支援、元経済部長の陳瑞隆董事長や従業員の頑張りが奏功したと述べた。