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謝候補、「若者に住宅」政策を発表


ニュース 政治 作成日:2008年1月8日_記事番号:T00004816

謝候補、「若者に住宅」政策を発表


 与党民進党の総統候補、謝長廷氏は7日、「168一路発青年住屋政策」(若年層向け生涯住宅政策)を発表し、公有地に住宅を建設して25~35歳までの若者に貸し出す計画を語った。「168」とは「一生適用、最初の2年間は家賃が6割、次の2年間は8割」という意味。
 
 
 謝氏は、高い地価のシンボルとも言うべき台北市信義区の台北101を選んで同政策を発表した。同地区では月収5、6万では20年かかっても30坪の住宅を購入できず、台北市内の30坪住宅価格は平均1,540万台湾元(約5,174万円)で、月収8万の家庭で住宅ローン返済は月々5万元となり、負担が大きすぎて若い夫婦は子供が育てられないと指摘した。

 さらに謝氏は、国民党総統候補の馬英九氏が、日ごろ台北市の不動産価格が高いことを誇らしげに語ることを批判し、「馬氏が当選すれば台北市の不動産価格は1坪100万元に上がり、中産階級は新貧民層に転落する」と指摘した。