動物病院チェーン、全国動物医院（ナショナル・ベテリナリー・ホスピタル）の台中総院（台中市西区）と台北分院（台北市内湖区）はこのほど、24時間体制で救急診療の受け付けを始めた。動物病院の24時間対応は台湾初だ。17日付蘋果日報が報じた。
同院によると、救急救命室５室、集中治療室20室以上、放射線検査室、歯科治療室を備える。動物専用のエレベーター、ＡＥＤ（自動体外式除細動器）などもある。
診察料は症状によって異なるが、数百台湾元から１万元（約３万5,000円）以上まで。集中治療室の入院は１日1,800～2,800元で、救急救命室は検討中だ。
動物は健康保険が効かないので高くつくが、ある飼い主は「ペットは自分の子どもと同じ。これで安心できる」と話した。
