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合作金庫とBNPパリバ、資産管理業務での合弁を解消


ニュース 金融 作成日:2014年1月17日_記事番号:T00048171

合作金庫とBNPパリバ、資産管理業務での合弁を解消

 合作金庫金融控股は16日、資産管理業務における仏BNPパリバ・インベストメント・パートナーズとの提携を解消し、両社が合弁で設立した「合庫巴黎証券投資信託(合庫巴黎投信)」の株式のうちBNPパリバが保有する49%を取得し、100%子会社とすると発表した。17日付蘋果日報などが報じた。

 なお、合作金庫金控による合庫巴黎投信株の取得には監督機関の承認が必要で、今年上半期中の手続き完了を予定している。

 合庫巴黎投信は過去3年間赤字が続き、特に昨年は合作金庫金控の子会社6社のうち唯一損失を計上し、損失額は9,000万台湾元(約3億1,000万円)を超えた。合庫巴黎投信は今後、「合庫投信」に社名を変更して、2016年の黒字転換を目指す。

 合作金庫金控の沈臨龍董事長は今回の提携解消について、「経営理念の不一致が理由」と説明。ただ、両社によるもう1つの合弁会社で、生命保険会社の合作金庫人寿保険については「提携関係に変化はない」と強調した。