ニュース 石油・化学 作成日:2014年1月17日_記事番号:T00048175
ナイロン樹脂チップ最大手、力鵬企業は16日、ナイロンチップ生産ライン6本目となるナイロン6(PA6)工場に着工した。2015年末に完成、16年第1四半期の量産予定で、同社の生産能力は年間40万トンから60万トンに拡大する見通しだ。17日付工商時報が報じた。
同社の昨年の連結売上高は前年比2.69%増の265億300万台湾元(約920億円)、ナイロンチップ受注量は29万トンだった。今年は中国によるナイロンチップ輸入量の5~7%成長と欧米の景気回復見通しから、10%の受注増を目指す。
同社はナイロン原料、カプロラクタム(CPL)の川上に当たるベンゼン価格が昨年第4四半期に上昇したが現在は落ち着いているため、CPL価格も今後安定すると予想。ナイロンチップの加工費は原料コスト別で1トン当たり320~330米ドルを保つと予測した。
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