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CSCの3月台湾価格、平均1.2%引き上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年1月17日_記事番号:T00048182

CSCの3月台湾価格、平均1.2%引き上げ

 中国鋼鉄(CSC)は16日、3月の台湾域内向けオファー価格を平均1.2%引き上げた。上げ幅は▽電気亜鉛めっきコイル、1トン当たり500台湾元(約1,700円)▽熱延製品、450元▽冷延製品、360元──。鋼板、棒線、電磁鋼板、溶融亜鉛めっきコイルは据え置いた。輸出価格は最高20米ドル引き上げた。値上げは10~11月以来。17日付工商時報などが報じた。

 CSCは、台湾元安と国際鉄鋼価格上昇で、台湾の川下メーカーは輸出向け受注が予想以上に良く、価格が徐々に上昇していると指摘。台湾市場も活況が続いているため、顧客の競争力を考慮しつつ市況を適度に反映させたと説明した。

 また、鉄スクラップと鉄鉱石の国際価格が高止まりする中、欧米メーカーが需要回復に合わせて価格を引き上げていると指摘。価格上昇傾向は第2四半期まで続くとの見方を示した。