ニュース 電子 作成日:2014年1月17日_記事番号:T00048183
17日付工商時報によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が中国のPCブランド大手、聯想集団(レノボ)と合弁で設立したPC工場、聯宝(合肥)電子科技(中国・安徽省合肥市)について、レノボがコンパルの持ち株を買い取り、合弁を解消する意向があるとの観測が出ている。これについてコンパルの陳瑞聡総経理は笑顔を見せつつ、「金額によっては協議可能だ。当社はオープンな姿勢で応じる」と語った。
業界関係者によると、コンパルは組織改革を進めた後、スマートフォン生産を強化する方針を示しており、既にアップル、宏達国際電子(HTC)など大手ブランドから受注を獲得している。レノボとの合弁解消が事実とすればレノボへの依存度を引き下げたいという戦略的意図を示すと考えられる。
ただ一方で、レノボはコンパルとの合弁について当初、「製造工程を学ぶため」としていたが、聯宝の運営は依然軌道に乗っておらず、コンパルの協力が必要として、合弁解消には至らないとの見方もある。
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