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07年のCPI上昇率1.8%、政府目標を達成


ニュース その他分野 作成日:2008年1月8日_記事番号:T00004819

07年のCPI上昇率1.8%、政府目標を達成


 行政院主計処は7日、2007年の消費者物価指数(CPI)上昇率は1.8%となり、2%以内という行政院経済建設委員会(経建会)の目標を達成したと発表した。卸売り物価指数(WPI)は6.45%上昇。コア物価指数は1.35%上昇し、97年以来の最高を記録した。主計処は08年のCPI上昇率を1.8%と予測している。

 主計処によると、07年は下半期、台風による被害で野菜価格が急騰(通年上昇率は9.52%)するなど、食品類の上昇が物価指数を引き上げる主因となった。短期変動要素を除いたコア物価指数が、依然高い上昇率を維持していることから、今年上半期も食品類が物価指数を押し上げる状況が続く見通しだ。

 なお、12月のCPIは107.74(前月比1.19%下落、前年同期比3.34%上昇)、WPIは128.79(前月比0.05%上昇、前年同期比8.51%上昇)。コア物価指数上昇率は2.57%で、半年間連続で1%を超え、99年3月以来の最高になった。