ニュース 農林水産 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048191
経済部の梁国新政務次長は17日、カナダからの骨付き牛肉と関連製品の台湾への輸入を1カ月以内に解禁する方針を明らかにした。18日付工商時報が報じた。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加をカナダに支持してもらう交換条件ではないのかとの声に対し、経済部の梁国新政務次長(左)は17日強く否定した(17日=中央社)
カナダは牛肉問題が解決されれば、経済貿易分野の協定締結交渉に応じる姿勢を示しており、台湾側が譲歩した格好だ。
台湾は牛海綿状脳症(BSE)リスクを理由に、これまで月齢30カ月以下の骨なし牛肉に限って、カナダ産牛肉の輸入を認めてきた。内臓、脳、脊髄、ひき肉など高リスク品目の輸入は今後も禁止される。
今回の解禁を受け、台湾とカナダでは今年上半期中にも二重課税防止に向けた租税協定が結ばれる見通しのほか、投資協定(FIFA)の交渉にも弾みが付きそうだ。
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