ニュース 石油・化学 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048203
鴻海科技集団(フォックスコン)系列のコネクター大手、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)の子会社、星イ公司(同)は17日、中国海洋石油(CNOOC、中海油)傘下、石油気電集団公司の子会社、中海石油福建新能源と共同で金門県に液化天然ガス(LNG)を供給することに関する提携枠組み協定を締結した。同県にLNG貯蔵タンクを設置し、1年後に供給を開始する予定だ。これについて星イの胡恵森総経理は「低コストのLNG供給で離島の火力発電コスト問題を解決できる」と期待感を示した。18日付聯合報が報じた。
李沃士・金門県長によると、離島では発電エネルギー資源が乏しく、台湾電力(台電)は毎年赤字を計上しており、かつ発電量が不足している状態で、県の経済発展に不利な影響が懸念されている。今回の提携により発電コストを半分に抑制でき、県内の有力酒造メーカー、「金門酒廠実業股份有限公司(KKL)」の生産コスト引き下げや、民生用電力料金の値下げも期待できるという。
また胡総経理は「将来、金門での成功を基に台湾本島にも展開を拡大したい」と語った。
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