ニュース 電子 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048205
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は17日、同社が中国・江蘇省昆山市で設置を計画していた8.5世代工場を、低温ポリシリコン(LTPS)製造プロセスを採用した6世代工場に変更することを董事会で決議した。18日付経済日報が報じた。
AUOの計画によると、昆山の6世代LTPS工場は、月産能力を2万〜3万枚とし、投資額は今後2〜3年で500億台湾元(約1,730億円)が見込まれる。当初の8.5世代工場計画では1,000億元以上の投資が予測されており、規模が半分に縮小された形だ。
なお昆山工場の稼働時期についてAUO広報部は「世界市場の需給状況および大陸(中国)における資金調達の進度を見て調整する」と説明。観測によると同社は現在、中国の銀行と融資について交渉を進めており、順調に行けば2016年にも量産を開始できる見通しだ。
ただ、計画の変更については経済部投資審議委員会(投審会)の承認を得る必要がある。なお昆山工場は、AUOが49%、昆山市政府が51%を出資する中国の同業、龍飛光電を通じて設置を進めるが出資比率に変更はない。
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