ニュース 電子 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048208
受託メーカーの2014年タブレット型パソコン出荷は鴻海精密工業が5,500万~6,000万台と、前年の5,000万台を上回り、業界首位は揺るがない見通しだ。鴻海は近年、アップルのiPadシリーズの他、アマゾン・ドット・コムなどの受注も確保している。20日付電子時報が報じた。
2位は和碩聯合科技(ペガトロン)で今年2,500万~2,800万台と、前年の2,500万台を上回る見通しだ。アップル、マイクロソフトのサーフェス、華碩電脳(ASUS)などが主要顧客だ。
アップルが発注先を分散したことでペガトロンも受注した小型タブレット型PC「iPad mini」シリーズは、市場観測によると、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)も受注し、第2四半期から出荷するもようだ。コンパルは昨年、聯想集団(レノボ)からの受注の増加、宏碁(エイサー)からの受注で700万台近く出荷し、目標を達成した。今年はiPad mini Retina(レティナ)ディスプレイモデルの受注が加わり、アマゾンからの受注も増え、出荷は1,400万台と一気に倍増する予測だ。
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は昨年グーグルのネクサスシリーズを受注するもそれほど振るわず、1,500万~1,600万台と、目標の2,000万台に届かなかった。12.9インチのiPadを受注する可能性があるが、今年の出荷も前年同水準の見通しだ。
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