ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

レノボのThinkPad生産、ウィストロンが受託継続か


ニュース 電子 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048209

レノボのThinkPad生産、ウィストロンが受託継続か

 20日付電子時報によると、ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が中国のPCブランド大手、聯想集団(レノボ)と合弁で設立したPCメーカー、聯宝(合肥)電子科技(中国・安徽省合肥市)について、良品率および生産能力の引き上げが進んでおらず、当初、昨年下半期からレノボ「ThinkPad」シリーズのビジネス用ノートPC生産を緯創資通(ウィストロン)などODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーから回収して聯宝で生産することを計画していたが、ODMメーカーへの委託を継続しているとの観測が出ている。

 レノボはノートPC生産において、ハイエンド機種を自社生産に切り替えることで開発能力と製造能力を確立し、自立した生産体制構築を目指しており、近年、ThinkPadの研究開発(R&D)拠点および調達権を日本から北京に移している。しかし聯宝では、同シリーズで長期にわたり密接な関係を保ってきた日本の重要部品メーカーからの調達が不調で、生産が軌道に乗っておらず、一旦は取りやめた外部への生産委託を再開したもようだ。