ニュース 電子 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048210
宏碁(エイサー)が17日発表した2013年の業績は、純損失205億7,900万台湾元(約710億円)で上場以来の最悪となった。昨年は第3四半期、四半期ベースで過去最悪の純損失131億2,000万元を計上。第4四半期もウルトラブック(超薄型軽量ノートパソコン)およびタッチパネル搭載ノートPCの販売が予想を大きく下回る中、関連部材の不良在庫処分の損失(13億元)と、世界規模のリストラ断行による退職金拠出(43億5,000万元)などで純損失76億3,100万元を計上した。18日付工商時報などが報じた。
昨年の大幅赤字を受けて、第一線の管理職者10人以上が、市場判断のミスと部材調達の管理ミスの責任を取る形で今月より3割の減給となる。同社は減給と昨年の人員整理により今年は約30億元の人事コスト削減を見込む。
エイサーの何一華広報担当は、製品企画や在庫管理の見直し、人員整理など、同社は黒字転換に向けて動き出しており、「今年上半期の損失は大幅に縮小する」と強調した。ただし証券会社は、同社は収益向上に向けた具体策が欠けるとして「上半期の業績改善はなお難しい」とみている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722