ニュース 電子 作成日:2014年1月20日_記事番号:T00048214
20日付蘋果日報によると、宏達国際電子(HTC)はスマートフォンの新旗艦機種、M8(またはHTC One 2)を早ければ3月にも米国で発売するようだ。中国での発売は第2四半期になるとみられている。
王雪紅(シェール・ワン)董事長(左3)と周永明(ピーター・チョウ)執行長(右3)。今年の尾牙(忘年会)では期待されていた新製品発表はなかった(17日=中央社)
サプライチェーンの関係者によると、HTCはM8もシリーズ化して製品を相次いで投入することで、話題性を維持して販売増を狙う。昨年の旗艦機種、新HTC One(M7)は2月に発表したものの部品の供給不足で3月末に発売がずれ込み、米国最大の通信キャリア、ベライゾン・ワイヤレスからは8月まで販売できなかった苦い経験がある。
観測によると、M8は5インチのディスプレイで、指紋認証機能を搭載する。HTCの最新ユーザーインターフェース(UI)、「Sense6」を搭載し、背面カメラはウルトラピクセル技術採用で800万画素と400万画素のデュアルレンズとされる。
Q4世界シェア、10位圏外に
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、HTCは昨年第4四半期の世界スマートフォン市場で10位圏外となった。中国の北京小米科技と深圳市金立通信設備(Gionee)がそれぞれシェア3%で、10位にランクインした結果だ。HTCの出荷台数は両社の約6割にすぎなかった。なお、世界市場全体の出荷台数は2億6,500万台で前期比6.5%増だった。
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