ニュース 社会 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048217
台湾高速鉄路(高鉄)では昨年、乗客が落としたり、忘れたりした拾得物が6万点を超えた。公共交通機関の落し物・忘れ物と言えば、傘や携帯電話などが定番だが、中には非常に変わったものを忘れる人もいるようだ。
高鉄には毎月5,000点以上の遺失物が届けられ、入れ歯や位牌・遺影といった妙なものが車内に残されている場合もある。ペットが置き去りにされていたこともあったとか。台湾鉄路(台鉄)では日記帳や結婚指輪の他、「一人旅」を楽しんでいる金運の神様の像が見つかったことがあるという。なお、遺失物が落とし主のもとに戻る比率は、高鉄では約6割に上るが、台鉄では半分以下の26%にとどまる。
一方、台北都市交通システム(MRT)では過去3年間、1年に平均13万点の遺失物が見つかっているが、昨年は新路線が開通したことから16万点に急増した。日常利用が多いため、傘やバッグなどの落とし物がほとんどで、車いすやベビーカー、家電製品の「電鍋」など大型の置き忘れもあるそうだ。
空の旅でも変わった落とし物が報告されている。中華航空(チャイナエアライン)によると、近年は3C(コンピュータ、通信、家電)製品の落とし物が増加している。これまでにはダイヤモンドの指輪や真珠のイヤリング、数珠などが見つかったこともあるという。
復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)には毎月150点の遺失物が届けられる。多い順に▽眼鏡▽魔法瓶▽土産物▽タブレット型パソコン▽携帯電話──となっている。
帰国や旅行と公共交通機関の利用が増える春節(旧正月)連休シーズン、忘れ物にはご注意を。
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