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呂桔誠氏、兆豊金控董事長に内定


ニュース 金融 作成日:2008年1月8日_記事番号:T00004822

呂桔誠氏、兆豊金控董事長に内定


 兆豊金融控股の鄭深池董事長の後任に呂桔誠元財政部長が内定した。鄭董事長は昨年末に辞意を表明しており、今月15日に正式に辞任する予定だ。鄭董事長は兆豊銀董事長を兼任せず、グループ内で実質的な影響力を持っていなかったが、呂氏は同行董事長を兼任する見通し。また、兆豊銀の蔡友才現董事長は、短資会社の兆豊票券董事長に異動する線が有力だ。8日付経済日報が伝えた。

 兆豊銀は7日、昨年の利益が149億台湾元(約500億円)に達し、前年比25%の増益を確保する見通しであることを明らかにした。米サブプライムローン問題などによる減損処理は11億元だった。今年は200億元以上の利益計上を目標に掲げた。

 一方、中央存款保険公司(預金保険機構に相当)の陳戦勝総経理が定年退職することに伴う後任は、内部昇進が有力視されている。