ニュース 機械 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048231
台湾区機器工業同業公会(TAMI)の徐秀滄理事長は、今年の工作機械の輸出額は前年比で5〜10%は成長し、42億米ドル以上になるとの見方を示した。台湾メーカーの受注は昨年11〜12月から回復しており、今年の第2四半期には飛躍的に伸びるとの楽観的な予想だ。台中精機廠(ビクター台中・マシナリー・ワークス)の黄明和董事長兼総経理も同様に5〜10%のプラス成長との見通しを示した。21日付工商時報が報じた。
TAMIと台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)がそれぞれ20日に発表した統計によると、昨年12月の工作機械の輸出額は前年同月比2.3%減の3億1,700万米ドルとなり、11月の同5.8%減と比べると減少幅は縮小した。なお、昨年通年の輸出額は35億4,800万米ドル弱と前年比16.2%の大幅減となった。日本メーカーが円安で、韓国メーカーが欧米との自由貿易協定(FTA)で競争力を強めたことが響いた。
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の董事長で、TMBAの理事長でもある卓永財氏は、今年の工作機械輸出にとっての不安材料は、1米ドル=115円水準までの円安が進むか、韓国ウォンが台湾元よりも下落するか否かだと指摘した。
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