ニュース 電子 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048235
金属筐体最大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は20日、「ハイテク企業の株価収益率(PER)は15倍に満たず、衣料品や牛肉麺、雑貨を売っている企業よりも低い」と不満を表明。「ハイテク企業の競争力は国家の競争力に影響を及ぼすが、PERが低過ぎれば資金調達コストの上昇につながり、台湾の競争力にダメージを与える」として政府に改善に向けた努力を求めた。21日付工商時報が報じた。
キャッチャー株の20日終値は207.5台湾元(約720円)で、これに対し、昨年の1株当たりの利益(EPS)は17〜18元だったことから、同社の現在のPERは約11.5倍となっている。また同業の鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)のPERは9〜10倍とキャッチャーをさらに下回っている。
一方、飲食店チェーン大手の王品餐飲(WOWPRIME)のPERは30.9倍、アパレル受託生産メーカー、儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)は27.2倍、タイ料理レストランチェーン「瓦城」などを展開する瓦城泰統は24.5倍となっている。
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