ニュース 電子 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048236
市場調査会社、拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)は20日、カーエレクトロニクス市場は今後右肩上がりで成長し、2020年の世界生産額は13年から倍増して11兆台湾元(約38兆円)に達するとの見方を示した。自動車メーカー各社が自動運転技術開発にしのぎを削る中、米グーグルも同社のアンドロイドOS(基本ソフト)をベースとした車内情報システムでカーエレクトロニクス市場に参入する構えで、アンドロイド対応のハードウエアやソフトウエア開発で経験に富む台湾企業にもビジネスチャンスが期待される。21日付工商時報が報じた。
TRIによると、ソフトウエア開発やプロセッサー製造などを手掛ける台湾の大手メーカーは、PC市場の不調で苦戦が続く中、自動車を「新たな情報端末」とみており、スマートフォンやタブレット型パソコン分野での開発・製造経験をカーエレ市場で生かしていきたい考えだ。また、このことが同市場の成長を今後加速させる要因になるともTRIは分析している。
また、ドライバー自身もモバイルデバイスのような使い心地を車に求めており、この流れを受けて自動車業界のサプライチェーンにも変化が生まれ、台湾ICT企業が自動車市場に食い込むチャンスが広がるとも予測した。
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