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日本CMKがPCB生産縮小、ユニテックなどに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048237

日本CMKがPCB生産縮小、ユニテックなどに恩恵【表】

 プリント基板(PCB)大手、日本シイエムケイ(本社・東京都新宿区、兼本国昭社長、CMK)はこのほど、子会社の山梨三光の閉鎖、パナソニックのスマートフォン向け樹脂多層基板「ALIVH(アリブ)」のライセンス生産終了を発表した。台湾のPCB大手、燿華電子(ユニテック・プリンテッド・サーキット・ボード)、華通電脳(コンペック・マニュファクチュアリング)、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)が恩恵を受けそうだ。

 CMKはPCB生産縮小について、顧客の海外生産シフト加速に伴い日本でPCB基板需要が急激に減少しており、また円安が進行した現在でも海外の競合との価格競争が厳しいためと説明した。ALIVH生産は3月末までに終了し、山梨三光は4月末に生産を停止する予定だ。

 21日付経済日報によると、山梨三光の稼働率は現在50%だ。パナソニックはかつて台湾でALIVHの生産拡大を進めたが、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)の不振から2015年3月までに生産を終了する。