ニュース 電子 作成日:2014年1月21日_記事番号:T00048238
ノートパソコンなど受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は20日の尾牙(忘年会)で、今年は▽太陽電池▽サーバー、通信ネットワークシステムなどのパッケージ輸出▽ハンドヘルドデバイス、ウエアラブルデバイス(装着型端末)──などの事業に力を入れる方針を示した。これに伴い今後2年間で計1,000人の増員を行う予定だ。21日付工商時報が報じた。
同社は昨年末に太陽電池モジュールなどの英懋達光電(インベンテック・エナジー)に対し、4億7,000万台湾元(約16億3,000万円)の増資を発表したばかり。今年上半期の業績次第でさらに出資を拡大する考えだ。
サーバーや通信ネットワークシステムの分野では生産効率を高めコストを削減し、設計や部材調達も含めてパッケージとしてのソリューションを提供していく。
また、ウエアラブルデバイスについて、アップルの腕時計型デバイス「iWatch(アイウオッチ)」を同社が受注したとの市場観測が出ているが、黄国鈞総経理はこれには触れず、新たなユーザーエクスペリエンスを提供する独自の製品づくりを目指すと述べた。
なお、同社は昨年の連結売上高が前年比12.2%増の4,610億元となった。李董事長は「今年は利益率の向上に力点を置く」とした。
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