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作成日：2008年1月8日_記事番号：T00004825
三勝製帽、賃金支払い求め従業員が抗議
かつて世界３大帽子メーカーにも数えられた台中県大甲鎮の三勝製帽（サンサン・ハット＆キャップ）で７日、従業員30人が会社側に未払い給与の支払いを求めて抗議活動を行った。未払い賃金は４～６カ月分に上っているという。８日付聯合報が報じた。
同社の戴勝通董事長は陳水扁総統を熱心に支持し、「中台直航拒否」「台湾に根を残す」などの主張に賛同。中米ハイチとの外交関係が不穏な状態になったと伝えられた際には率先して投資を行ったものの、現地の不安定な政局と投資環境により、大損を被ったという。
同社の従業員によると、会社の資金繰りがおかしくなったのはこのハイチ投資の失敗が契機で、昨年５月以降状況がより悪化し、現在70人以上の従業員が給料を受け取れていない。
