ニュース 金融 作成日:2014年1月22日_記事番号:T00048259
第三者支払いサービス業者が「O2O(Online to Offline)」方式による商取引のモバイル決済に参入する方向性が固まったことについて、銀行のクレジットカード部門担当者は、クレジットカードによる決済需要への影響を懸念している。22日付経済日報が伝えた。
銀行業界としては、第三者支払いサービスの口座のチャージ金額を制限することで、小口決済は第三者支払いサービス、多額の決済はクレジットカードという住み分けを進めるのが望ましいとの立場だ。
このほか、クレジットカードの競争力維持に向け、今後は米ドル建てや人民元建てのカードの発行解禁を急ぐよう、金融監督管理委員会(金管会)に働き掛けていく構えだ。
大手銀行のクレジットカード部門幹部は「クレジットカードのモバイルペイメントも解禁されてから日が浅く、まだ試用段階にある。ここで第三者支払いサービス業者が参入されば、クレジットカードを使ったモバイルペイメントが排斥され、銀行の収益に影響しかねない」と懸念した。
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