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製造業14年生産額、3%の安定成長=IEK予測【図】


ニュース その他製造 作成日:2014年1月22日_記事番号:T00048265

製造業14年生産額、3%の安定成長=IEK予測【図】

 工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は21日、2014年の製造業生産額は前年比3.09%増の17兆7,200億台湾元(約61兆円)との予測を示した。世界経済の緩やかな回復を受けて、前年の2.5%増を上回るとの見方だ。22日付工商時報などが報じた。

 スマートフォンやタブレット型パソコンなど3C(コンピュータ、通信、家電)製品がけん引し、産業別では情報電子工業が前年比4.7%増と最も伸びる見通しだ。IEKは、中国や東南アジアなど新興市場の台頭で、中低価格製品の需要が増え、半導体など電子部品、情報通信産業の生産額が増えると指摘。一方、液晶パネルは日中韓メーカーとの競争激化で、低価格化が急速に進むとの見方だ。

 産業別の他の予測は▽化学工業、3.14%増▽民生産業、1.86%増▽金属機電工業、1.62%増──。金属機電工業は、機械の輸出先がインドネシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)に広がり、中国依存度が下がる見通しだ。一方、鉄鋼は中国の生産能力過剰で、台湾からの輸出が抑制されるとしている。