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アスロックのマザーボード出荷、13年760万枚を維持【図】


ニュース 電子 作成日:2014年1月22日_記事番号:T00048266

アスロックのマザーボード出荷、13年760万枚を維持【図】

 和碩聯合科技(ペガトロン)傘下のマザーボード大手、華擎科技(アスロック)は2013年出荷が760万枚と、前年の770万枚とほぼ同水準を維持した。近年の目標900万枚には届かなかったが、激戦区の中国で200万枚を出荷。微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)を10年に抜いており、華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)に次ぐ3位を維持している。22日付電子時報が報じた。

 ノートパソコン市場が低迷する一方、マザーボードメーカーは出荷こそ大きく伸びないものの、利益は改善している。アスロックの昨年第1~3四半期純利益は前年比6.81%増の8億4,700万台湾元(約29億円)、1株当たり純利益(EPS)は7.37元だった。通年では約10元と12年の9元を上回ったと予想されている。

 アスロックは、マザーボードが売上高の90%を占める。デスクトップPCの他、永擎電子を設立して産業用コンピューターやサーバー用マザーボード市場に参入を果たした。今年は損益均衡、15年に黒字転換を見込む。