ニュース 電子 作成日:2014年1月22日_記事番号:T00048271
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)はアップルのiPhone、iPadの新プロセッサーを生産するため、16日に20ナノメートル製造プロセスで量産を開始しており、うち3割のウエハー検査を長年のパートナー、欣銓科技(アーデンテック)に初めて委託するようだ。TSMCとアーデンテックはこの件に対しコメントしていない。22日付経済日報が報じた。
TSMCは既存の検査の生産能力では足りないため、アーデンテックへの委託を決めた。アップルは高い良品率を求め、検査の期間も通常より長いが、利益率も高い。アーデンテックは第2四半期から業績が急成長する見通しだ。
アーデンテックの製品構成は、▽ロジック・ミックスドシグナル(デジタル・アナログ混在)IC、84%▽メモリー、11.1%▽アナログIC・液晶ドライバIC、4.9%──。主な顧客は▽テキサス・インスツルメンツ(TI)▽エヌビディア▽旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)▽華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)──。近年の経営は安定しており、昨年の連結売上高は前年比3.06%減の50億100万台湾元(約170億円)だった。
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