ニュース 政治 作成日:2014年1月23日_記事番号:T00048276
民進党元主席の謝長廷氏が昨年12月末、蘇貞昌主席の過去2年の実績に失望しており、蘇主席は党主席として2016年の総統選に立候補することは望ましくなく、仮にその意図があるのであれば「徹底的に苦しめてやる」と発言していたことが分かった。同党の郭正亮元立法委員が独立派のインターネットニュースサイト「美麗島電子報」で明らかにした。23日付聯合報が報じた。
蘇貞昌主席。次期主席選では、党の対中政策をめぐり激しい論戦が展開されることが確実となった(22日=中央社)
謝元主席は22日、この発言の真偽を問われた際、否定はせず、「その部分は偏り過ぎている。偏った部分を基に(記事を)書いてほしくない」とのみ語った。
郭元立法委員によると、謝元主席は昨年末、郭氏に対し、今年5月に行われる民進党主席選挙に立候補する考えを示し、目的について「民進党に両岸(中台)関係の最後の1マイルを歩ませるためだ」と語った。さらに、自身が党主席になったとしても16年の総統選には立候補せず、「蔡英文前主席を支持してもいい」と話したという。
馬英九政権の支持率が低迷する中、民進党は今年11月の統一地方選に勝利し、その勢いで総統選に臨むことが望ましいが、党内は一致団結からはほど遠い状態にあるようだ。
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