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企業の71%、Q1に新規採用を計画


ニュース その他分野 作成日:2014年1月23日_記事番号:T00048278

企業の71%、Q1に新規採用を計画

 大手求人求職情報サイト、1111人力銀行がこのほど会員企業512社にアンケート調査を行ったところ、今年第1四半期に新規採用を行う計画のある企業が71.09%に上ることが分かった。2012年第3四半期以来の最高で、前年同期(61.5%)から約10ポイント増加した。労働市場は改善に向かっているようだ。23日付工商時報が報じた。

 募集人数は平均で12.3人と前年同期比で2人増えた。住商不動産が3,775人、台湾積体電路製造(TSMC)が770人、台湾吉野家が596人の求人枠を抱えており、大規模増員も多そうだ。

 産業別では▽民生サービス▽建設不動産▽医療・農牧──の順に人材募集が最も多く、職種別では▽営業・貿易▽生産・製造▽エンジニアリング・研究開発(R&D)──の順で多かった。

 1111人力銀行の李大華・公関総監は、同サイトでの正社員募集が昨年12月には30万件近くに達し、10カ月連続で増加していることを挙げ、「就職機会は今後も増える」と予測した。

 なお、同調査によると、第1四半期の経営状況を前年同期と比べた場合、会員企業の47.26%が「良くなる」と予想し、42.97%は「同じくらい」、9.7%は「悪くなる」とみている。