ニュース 運輸 作成日:2014年1月23日_記事番号:T00048280
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は22日、台北駅から桃園国際空港を通り桃園県中レキ市(レキは土へんに歴)までを結ぶ台湾桃園国際機場捷運(桃園国際空港MRT、2015年末開通予定)建設計画についての環境差異分析報告を提出し、その中で列車の走行速度を従来の時速90キロメートルから110キロに引き上げた。これにより台北駅から桃園空港までの所要時間が最速30分以内に短縮される可能性が出てきた。23日付聯合報が報じた。
桃園国際空港MRTは各駅停車の「普通列車」と、台北駅〜桃園空港第1ターミナル間で2駅のみに停車する「直通列車」の運行を予定しており、従来計画では直通列車の所要時間は35分とされていた。しかし、馬英九総統が11年に視察を行った際、直通列車の所要時間を20〜25分に短縮するよう要求した。その後高鉄局が見直しを進め、「28分までの短縮が可能」との試算を基に今回の報告を行った。
なお高鉄局の饒国政副総工程司は、「実際の平均時速は90キロで、最高時速も100キロとなるが、台北駅から桃園空港までは30分以内で到着できる」とコメントした。
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