ニュース 商業・サービス 作成日:2014年1月23日_記事番号:T00048289
百貨店大手、新光三越百貨は、今年の売上高目標を前年比3.5%増の770億台湾元(約2,700億円)へと従来の760億元から引き上げた。呉昕陽執行副総経理は22日、世界景気回復の兆し、台湾株式市場の好調から、今年の小売り業は期待できると述べた。23日付経済日報が報じた。
同社の売上高は昨年第3四半期から上向き、通年で前年比0.5%減の744億元だった。昨年12月にオープンした台南西門店2館には延べ90万人が来店し、台南西門店の本館の売上高も前年同期比20%押し上げた。
呉副総経理は、今年は各店のポジショニング(位置付け)を明確にすると述べた。台北信義新天地A11館は、4~5階のスポーツ関連売り場でブランドの垣根を超えた、スポーツの種類別レイアウトに変更する計画だ。昨年は高級路線のA4館に高級レストラン4店を誘致した結果、前年比60%成長と、予想より2倍の伸びだった。
台中中港店、高雄三多店でも改装を行う。高雄三多店は昨年12月に完了した改装で月間売上高が前年同月比50%増えた。
太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の今年の売上高目標は前年比3.6%増の430億元、遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)は400億元以上だ。
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