ニュース 電子 作成日:2014年1月23日_記事番号:T00048294
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、2013年の携帯電話用液晶パネル出荷額は、低温ポリシリコン(LTPS)パネルが市場シェア37%で最多だった。スマートフォンの性能向上に伴い、高解像度や省エネ効果が求められているためで、アモルファスシリコン(a−Si)パネルより価格も高く、参入が相次いでいる。23日付工商時報が報じた。
LTPSパネルはジャパンディスプレイ(JDI)、LGディスプレイ(LGD)が第6世代工場で生産している他、今年に入り友達光電(AUO)、鴻海科技集団(フォックスコン)が出資する中国・四川省成都市の天億科技(ZiTEC)もLTPSパネル投資を決めた。良品率向上で供給量が増え、スマートフォンに続き、サムスン電子が今年1月発表したタブレット型パソコン「GALAXY Tab PRO」にも採用された。LTPSパネルの市場シェアは14年に44%、20年に51%まで高まる予測だ。
一方、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルの13年市場シェアは35%、a-Siパネルは27%、酸化物半導体TFT(Oxide TFT)パネルは1%未満だった。
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