シンガポールの有名カップケーキ専門店、トゥエルブカップケーキは台湾での店舗網を現在の４店から今後３年で12店まで拡大する計画だ。台湾支社の林均桓執行長は、現在は台北の百貨店の持ち帰り店舗が中心で、今年上半期は信義商圏を狙うと語った。多くの百貨店から誘致を受けているようだ。24日付工商時報が報じた。
同店は13年６月に台湾進出した。国父紀念館近くの旗艦店の他、▽微風広場（ブリーズセンター）本店▽同じく台北駅店▽新光三越百貨の台北駅前店──に出店しており、１店舗当たり１日平均で1,500～2,000個を売り上げる。クリスマスシーズンは同3,000個を超えた。メニューは定番12種類と日替わり３種類で、価格は１個70～80台湾元（約240～270円）。
主なターゲットは18～45歳の女性で、アジア人の口に合うよう糖度を20～30％抑えている。当日に手作りして焼き上げるところがセントラルキッチン（集中調理施設）導入の他社との違いだ。
シンガポール、台北の他、香港、インドネシア、フィリピン、マレーシアに店舗があり、近く中国にも進出する。
