高雄市の漢来大飯店（グランド・ハイライ・ホテル高雄）の飲食事業が2003年に独立した漢来美食は、昨年初めてホテル外の業績がホテル内を超えた。林淑婷総経理は、今年は中国・陝西省西安市など中台で４ブランド８店を出店し、初の海外進出を果たすと述べた。投資額は１億台湾元（約３億4,000万円）以上。24日付工商時報が報じた。
同社は昨年25店で、売上高は前年比10％増の21億元だった。今年は前年比15％増の見通しだ。
同社は西安市で、漢神百貨（漢神デパートメントストア）が現地企業と合弁で設立するショッピングセンターに、ステーキハウスの漢来牛排館と、鉄板焼きの漢来鉄板焼を出店する予定だ。この他、ビュッフェの漢来海港自助餐庁（ハーバー）と、菜食レストランの漢来蔬食は、それぞれ西安漢神に加え、台南市にできる南紡夢時代購物中心（南紡ドリームモール）と桃園県の台茂購物中心（タイモール）への出店も決定している。いずれも第４四半期にオープンする予定だ。
この他、台北と台中でも新店舗の交渉中だ。
