ニュース 政治 作成日:2014年1月27日_記事番号:T00048335
訪欧中の野党民進党の蘇貞昌主席は24日、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)で講演し、「台湾共和国の建国」を掲げる党綱領(いわゆる独立綱領)について、変更する必要はないとの認識を示した。26日付自由時報が報じた。
蘇主席は「台湾は中国と香港の民主主義を望む人びとにとって希望であるため、民主主義を守る責任がある」と強調した(25日=中央社)
これは中国人留学生から「党綱領を台湾独立から大中華圏(中国大陸、香港、台湾)の民主化推進に変更しないか」との質問に回答したもの。蘇主席は変更しないとした上で、「既に軍隊、選挙制度や議員、総統を持ち、パスポートを発行する台湾は事実上の独立国であり、現在の最重要課題は国家建設だ。独立を唱えることではない」と語った。
この他、「台湾が独立している現状に近付けるため、改憲を求めないのか」との質問に対しては、現憲法でも大きな支障はなく、改正には立法院での4分の3以上の賛成や、世論の一致をみるのは困難との見方も示した。
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